AI・人工知能EXPO その2

Seminar

AI・人工知能EXPOでのセミナー参加のつづきです。

量子コンピュータに関するセミナーを2つ連続して受講しました。量子コンピュータ自体をよく理解していなかったので、難しい内容でしたが、実用化が近づいていることがわかりました。

1.「量子コンピュータの可能性とIBMの量子プログラム」  IBM S.Crowder氏

量子コンピュータに関して、実用化はまだと思っていたが、この発表では、実用化が近づいている感じを受けた。

クラウド上で使えるようになっており、Pythonでプログラミングできる環境になっている。pip install qiskitでインストールできるということで、戻ってからやってみたら、インストールできた。

ただ、プログラミング記述の方法を勉強しないとわからないようで、使いこなすには難しそうである。結論で言っていたが、本当に立ち上がるのは5年後ぐらいということであった。

2.「進化する量子コンピュータの世界」 D-Wave社 B.Ewald氏

AIでは大量データが必要で、その質も重要である。そのためのラベル付けに時間がかかり、コストもかかっている。量子コンピュータを使うと、その量が少なくても対応できるということで、AIに向いているという話であった。その仕組みとしては、教師ありデータではなく、半教師ありデータを使って、学習していくからということであった。

すでに実際に使われているということではあったが、本格的な商用化はこれからということであった。

コメント